- スタッフインタビュー
「誰かの人生を前に進める気づきをつくりたい」── nowhere filmプロデューサー・鍋谷美月が語る、人生を楽しむための仕事術

- 最終更新日:2025/08/14
- 公開日:2025/08/11
マーケティングからショートドラマ制作へ。転職を決めた彼女が見つけた、働く意味とは
目次
プロフィール
鍋谷美月(なべや・みづき)nowhere film プロデューサー・プランナー
2025年入社
立教大学経営学部国際経営学科卒業後、新卒でデザインエージェンシーに入社。不動産会社に常駐し、SNS運用からスタートして広告・Web企画・ディレクション、マンション事業のマーケティング、イベント企画、採用ブランディングまで幅広く担当。酒井 大輝に出会ったことをきっかけに、nowhere filmへ転職。
決め手は「社員はシーシャ無料だよ!」
──まず、普段のお仕事について聞かせてください。
撮影がない日の業務としては、新規営業や企画立案、撮影に向けた準備などを行っています。 また、人と話すのが好きなので、会食に出かけたり、雑談の中からヒントをもらったりすることもよくあります!何気ない会話の中から生まれるアイデアにハッとさせられることも多くて。 だからこそ、日々のタスクでバタバタしていても、できるだけ人と話す時間を持つようにしています。 日によって取り組むことはさまざまで、決まったルーティンをこなすというよりは、いくつものタスクを並行して進める働き方が多いです。

──プロデューサー・プランナーとして、どんなことを担当されているんですか?
プロジェクトの立ち上げから企画立案、キャスティング、撮影準備や進行管理、そしてお財布の管理まで、いろんなことに関わらせていただいています。 現場がスムーズに進むように全体の流れを整えたり、チームみんなが同じ方向を向いて進めるように調整するのが、プロデューサーとしての役割だと思っています。
まだまだ手探りな部分も多いですが、少しずつでもその役割を果たせるよう、日々勉強中です!
──nowhere filmに転職を決めたきっかけは?
大輝さんに出会ってしまったからです!(笑)超ハッピーで、好きな人たちと好きなことをして働く。周りへのリスペクトを忘れず、愛して愛されて、やるときは全力。そんなハッピー最強仕事人に、自分もなりたいと思ったのが最初のきっかけでした。あと、「社員はシーシャ無料だよ!」と誘われたのも、実は大きな決め手です(笑)。
※nowhere社ではBUTTER tokyoというシーシャカフェを経営しています。詳しくはこちら

人とのつながりが一番の醍醐味
──この仕事の面白さは何ですか?
やっぱり、人とたくさん関われるところ!いろんな業界、いろんな感性や思いを持った人と出会えるのがこの仕事の醍醐味だと思います。熱量を持った人が多いので、そういう方々と一緒に一つの作品をつくっていくのがめちゃめちゃ楽しいです。あとは、俳優さんをはじめ美意識の高い方が多いので、自然と自分の美意識も引き上げられる感じがします(笑)
──大変なこともありそうですが…?
「これさえやればOK」という明確な枠がないところは、難しさを感じる部分かもしれません。 いろんな視点で先回りしながら、同時に複数のことを進めていく必要があって、私はどちらかというと先読みやマルチタスクが得意なタイプではないので、正直なところ苦戦する場面も多いです…。
でもその分、周りの方にたくさん支えてもらっていて、本当に大感謝です!(いつもありがとうございます!)
──最近手がけた案件で印象深かったものは?

ウェルヘルスさんとのプロジェクトです!
大阪万博で流すショートドラマで、健康診断の「再検査の重要性」をテーマにしたものでした。私にとっては、プロデューサーとして初めてジョインした案件で、企画・脚本・KVデザインまで自分でやらせていただきました。
人の心を動かす脚本とは?どうチームを巻き込んでいくか?など、たくさん学びがありましたし、もっと頑張らなきゃと思えるターニングポイントにもなりました。無事納品したあとには、みんなで大阪万博に行って、カラオケで盛り上がったのも、めちゃくちゃ楽しい思い出です(笑)。

nowhere filmらしさは「打ち上げ」に現れる
──チームの雰囲気はいかがですか?
ハッピーで、前向きなエネルギーにあふれたチームです!
人へのリスペクトが根っこにあるので、ポジティブな雰囲気がありつつも、ただの仲良しこよしではなく、言うべきことはしっかり伝え合えるチームです。 自由を大切にしながらも、やるべきときはきちんとやる。そんな「自由」と「責任」がバランスよく共存しているチームだと思います。
「いいものをつくる」「ちゃんと成果を出す」という共通の目標に向かって、前向きに熱く走れるチームだと思っています。
──「ここがこの会社らしいな」と感じる瞬間は?
打ち上げのとき!超ハッピーな空気感の中で、「あれ楽しかったね」「ここはもっとこうできたかもね」と、ちゃんと振り返りもするけれど、そこにネガティブな空気は一切なくて。未来のための前向きな会話が多くて、「もっとこんなことしたいよね」「未来こうなってたらいいよね」と、自然とビジョンを語れるような雰囲気があります。そんな所がこの会社らしさだと思うし、すごく好きです。

──入社前後でギャップはありましたか?
初めての転職だったので、正直不安も大きかったのですが…良い意味で、想像以上のギャップがありました。みんな本当に最高で、仕事ができて、愛とリスペクトを持ってる人ばかり。関わる人みんな良い人すぎて、「いや、さすがに苦手な人ひとりくらいいてよ…?」って思ってしまうくらいです(笑)。
強くありたかった私が見つけた、本当の仕事の意味
──これからどんな挑戦をしたいですか?
誰かの転機になるような仕事をしていきたい! 感情が動くだけでなく、行動や価値観、日常が変わる企画をつくっていきたいと思っています。
私自身、外見や生まれ持ったものに対する偏見や無理解に悩んだことが多く、ずっと「強い自分でいなきゃ」と気を張って生きてきました。 でもそういった経験を通して、「知識や経験があれば、人の痛みを理解できる」「逆に、無知は人を傷つけるし、自分も守れない」と思うようになったんです。 だからこそ私は、ショートドラマという世の中に広がりやすいプラットフォームを通して、「あらゆる人の痛みや、自分を大切にするための知識」を広げていきたい。 ショートドラマは、ただの娯楽にとどまらず、誰かの想いを代弁する手段や、社会課題を伝えていくための手段として、可能性無限大のコンテンツだと思ってます。
そんな想いをカタチにしていく上で、nowhere filmには、熱くて優しくてハッピーな仲間がいるので、自分の経験を糧にしながら、誰かの人生の転機や、前に進む気づきになるような企画をみんなとしていきたいです!
余談ですが、このインタビューに答える中で、「自分が思っていた強くありたいってなんだろう?」と改めて考えました。 そこで気づいたのが、私よく「ギャルだよね」と言われるんですよ(笑)。 「自分なんかがギャルなんて恐れ多い」と思って否定してたんですが、ふと「強くありたい」と思ってしていた行動が、結果的にそう見えていたのかもなと気付いて!これからは、ギャルを褒め言葉としてありがたく受け取ろうと思うきっかけになりました(笑)。

──他にもやりたいことはありますか?
あとは、海外に行ける仕事と、美味しいものを食べられる仕事もしたいです!(笑)
人生を楽しむための仕事を
──どんな仲間と働きたいですか?
人生を前進させたい人、人生をまるっと楽しみたい人!
正直、撮影前などは忙しかったりします。けれど、そんな忙しい中でも、その忙しさごと楽しめる人だと嬉しいです! 忙しくても、くだらないことで笑ったり、いいものをつくるためにちゃんと本音で語り合えて、自分ごととして物事を考えられる人。
なので、仕事をお金を稼ぐだけの手段としてではなく、人生楽しむための手段の一つとしてみている人がいいかなと思ってます!
──最後に、求職者の方にメッセージをお願いします。
一度きりの人生。今が一番若い!
だからこそ、人生の大半を占める仕事の時間を、誰と・何をして過ごすかって、やっぱりすごく大事だなと思っています。もし今の環境にちょっとでも違和感があったり、これからの働き方に迷っているなら、立ち止まって「自分ってどんな人間なんだろう?」「どんな人たちと、どんな時間を過ごしたいんだろう?」って考えてみるだけでも、何かが変わるかもしれません。(自分は変わりました…!)

とはいえ、一人で考えててもぐるぐるしちゃうこともあると思うので、そんなときは気軽にご飯でも行きましょう!🔥
nowhere filmでは現在、一緒にショートドラマ制作に取り組む仲間を募集しています。詳細は採用ページをご確認ください。

酒井 大輝|nowhere film代表
ショートドラマ制作会社 nowhere film 代表。広告・エンタメ領域で多数の映像コンテンツを手がけ、企業の映像戦略やショートドラマ制作を支援。大手企業やスタートアップのブランディングに携わり、映像を活用したマーケティングを得意とする。シーシャバーやワインバーなど、場づくり事業も展開。