- ショートドラマ制作
ショートドラマの撮影期間はどれくらい?制作の流れやスケジュール設計のポイント
- 最終更新日:2026/01/29
- 公開日:2026/01/29
近年、SNSやWeb広告を中心にショートドラマを活用したプロモーションが増えています。短尺でありながらストーリー性のある表現ができるため、商品やサービスの魅力を印象的に伝えられる点が特徴です。
本記事では、ショートドラマの撮影期間の目安や、制作全体にかかる期間、制作の流れ、スケジュール設計のポイントを詳しく解説します。これからショートドラマ制作を検討している企業担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
nowhere filmでは、ショートドラマの企画から脚本・撮影・編集までを一貫してご支援しています。
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目次
ショートドラマ制作のスケジュール感をつかむうえで、最初に知っておくべきこと
ショートドラマ制作では、撮影だけでなく企画や脚本、編集など多くの工程が関わります。まずは全体像を把握するための制作スケジュールの基本的な考え方について解説します。
撮影は制作全体の一部にすぎない
ショートドラマを制作する際、まず押さえておくべき点が「撮影期間」と「制作期間」は一致しないということです。
撮影日数だけを基準にスケジュールを考えてしまうと、実際の制作全体に必要な時間や工数を正しく把握できず、完成までの期間を短く見積もりやすくなります。
ショートドラマは、企画立案や脚本制作、キャスティング、準備、撮影、編集、納品といった複数の工程によって成り立っています。撮影はその一部にすぎず、比較的短期間で終わるケースが多いことを覚えておきましょう。
撮影以外にも多くの準備や作業が必要になる
ショートドラマ制作では、撮影前後に多くの準備や作業が発生します。
例えば、撮影前には、企画内容の整理や脚本制作、キャスティング、ロケーション選定、スタッフ・出演者のスケジュール調整など、さまざまな工程を経て撮影環境を整える必要があります。
さらに、撮影が終了したあとも、粗編集、本編集、レビュー、修正といった段階的な編集作業が続きます。撮影が終わってもすぐに納品できるわけではなく、その後も一定の制作期間を見込んでおく必要があります。
ショートドラマの撮影期間はどれくらい?
ショートドラマの撮影期間は、作品の規模や話数、撮影内容によって大きく異なります。
多くのケースでは、撮影そのものは1日から数日程度で完了し、話数が多いシリーズ作品であっても、長くて1〜2週間ほどで行われることが一般的です。
撮影期間だけを見ると短く感じやすいですが、実際の制作現場ではその前後に多くの工程が控えています。完成までのスケジュールを正しく把握するためには、撮影日数だけで判断せず、準備や編集を含めた全体像を前提に期間をとらえることが重要です。
ショートドラマの制作全体の期間
ショートドラマ制作は短い動画でも、企画から公開まで一定の期間を要します。ここでは一般的な制作にかかる全体の目安期間や、話数や規模による違いを紹介します。
一般的な制作期間は2〜3ヶ月程度
多くのショートドラマでは、企画から納品までを通して、2〜3ヶ月程度の制作期間が想定されます。企画立案や脚本制作に2〜3週間、撮影準備に数週間、撮影後の編集や修正作業に1ヶ月前後かかるケースが一般的です。
各工程は順番に進むだけでなく、脚本制作とキャスティング、準備と編集設計など、一部の作業が同時進行することも多いため、各工程の調整や進行管理が重要になります。
1〜2ヶ月で制作を行うケースもある
ショートドラマのなかには、1〜2ヶ月という短納期で制作されるケースもあります。
短尺のコンテンツであっても、企画、脚本、撮影準備、撮影、編集といった制作工程を省略することは難しく、最低でも1ヶ月程度の期間が必要になるのが一般的です。
ただし、短納期をうたう制作会社のなかには、工程を簡略化したことによってクオリティが十分に担保されていない場合もあるため、注意が必要です。
その点、nowhere filmでは、脚本制作から演出、撮影、編集、納品までをすべて内製で一貫対応しているため、スピーディーなコミュニケーションと円滑な進行が可能です。
工程間のロスを抑えながら品質管理も徹底できるため、短納期であっても高いクオリティを維持したショートドラマ制作を実現しています。
話数が多い場合は4〜6ヶ月かかることもある
ショートドラマを複数話にわたって制作する場合、全体の制作期間は4〜6ヶ月に及ぶこともあります。話数が増えるほど、脚本制作や撮影準備、編集といった各工程の工数も比例して増加し、管理や調整にかかる時間も長くなるためです。
実際の制作事例では、30話構成のショートドラマで、企画開始から完成までに約4ヶ月を要したケースもあります。こうした長編では、撮影そのものよりも、企画設計や編集工程が全体の期間を押し上げる傾向があります。
ショートドラマ制作の流れと各工程の期間
ここでは、ショートドラマ制作の流れと各工程の目安期間、同時進行を前提としたスケジュールの考え方について解説します。
なお、制作の手順や注意点は以下の記事でも解説しているので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
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プロが教えるショートドラマの作り方|制作の手順や注意点も解説
企画・予算策定:約2週間
ショートドラマ制作のはじめに行うのが、企画と予算の策定です。
まず「なぜショートドラマを制作するのか」という目的を明確にし、商品PRや採用、ブランディングなど、狙う効果に応じてテーマを整理します。印象を残すためには、感情の導線や見せ場も企画段階で固めておくことが重要です。
また、想定ターゲットや視聴シーンを具体化し、SNSとの相性も考慮します。そのうえで制作規模を踏まえ、予算・納期・クオリティの優先順位を決めていきます。
脚本制作・構成設計:約3週間
脚本制作では、各話のストーリー構成や登場人物の行動を文章で整理し、全体の流れを設計します。冒頭で視聴者を引き込むフック(興味や関心を引く要素)や、次話へつなげる展開をあらかじめ組み込むことが重要です。
ショートドラマ特有のテンポ感や尺を意識しながら構成を組み立て、短時間でも感情の流れが伝わるようにセリフや間を精査しましょう。脚本が固まることで撮影内容や必要なカットが明確になり、以降の準備や進行がスムーズになります。
ショートドラマの監督と脚本の役割を詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
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制作会議・技術スタッフ手配:約1週間
脚本初稿をもとに、演出方針や見せ方を制作会議で共有します。ディレクター、プロデューサー、脚本家がテンポ感や演出意図をすり合わせ、作品の方向性を明確にします。
あわせて撮影方法やロケの方向性を検討し、実現可能な制作プランへと落とし込みます。そのうえで、カメラ、照明、音声など必要な技術スタッフを選定します。技術体制を早めに整えることで、後工程のブレを防ぎやすくなります。
キャスティング・オーディション:約2〜3週間
キャスティングでは、作品の世界観や役柄に合う出演者を選定します。必要に応じてオーディションを行い、演技力や雰囲気を確認しながら最適なキャストを決定します。
決定後は、出演者のスケジュールを撮影日程とすり合わせ、無理のない進行計画を立てます。あわせて、演出意図や作品のトーンを事前に共有し、認識のズレを防ぐことも重要です。
撮影準備(美術・衣装・顔合わせ):約2週間
撮影準備では、台本や香盤表をもとに、美術や衣装の手配、出演者との顔合わせなどを進めます。シーンごとに必要な小道具や衣装を整え、撮影当日の動きを具体的にイメージしながら準備を行います。
顔合わせでは、演出意図や作品のトーンを共有し、出演者同士の関係性なども確認します。
撮影:約1〜2週間
撮影は、台本と香盤表をもとにシーンごとに進めていきます。ロケ地や出演者の都合に合わせ、複数日に分けて撮影を行うケースもあります。
ショートドラマでは、表情や間の取り方といった短尺ならではの細部へのこだわりが、作品の印象を大きく左右します。そのため、各カットをその場で確認しながら演技や演出の細かな調整を行い、完成イメージに近づけていきます。
編集:約3〜4週間
編集工程では、撮影した素材を整理し、物語の流れを意識しながら映像をつなぎ合わせていきます。不要なカットを整理し、テンポや感情の流れが自然に伝わるように構成を整えることが重要です。
あわせて、BGMや効果音、字幕などを加え、印象に残る演出に仕上げます。短尺であっても内容が十分に伝わる構成になっているかも重点的に確認します。
レビューと修正:約2週間
編集初稿を確認し、表現のニュアンスや構成など、修正点や気になる部分を確認します。内容によっては複数回のやり取りが発生することもあります。
この工程が長引くと、全体のスケジュールに影響しやすくなるため、迅速な確認と判断が不可欠です。
公開準備:約2週間
公開準備では、配信先や利用用途に合わせて動画を書き出し、形式を調整します。あわせて、サムネイル画像や紹介文などの付随する素材を準備し、視聴者に内容が伝わりやすい状態を整えます。
さらに、公開・配信スケジュールを最終確認し、投稿タイミングや告知方法も整理しておくことが重要です。公開後の活用方法まで事前に想定しておくことで、ショートドラマの効果を最大化しやすくなります。
ショートドラマの撮影期間・制作期間が延びる主な原因
制作が予定より長引くケースには、いくつか共通する要因があります。ここでは、スケジュール遅延につながりやすい代表的な原因を解説します。
- 企画や脚本が途中で変わる
- 出演者やスタッフの調整が難航する
- 修正や方向転換が多く発生する
企画や脚本が途中で変わる
企画や脚本は制作全体の土台となるため、途中で内容が変わると、その後の工程すべてに影響が及びます。脚本の修正にともない、撮影内容や必要なカットが変わるケースも多く、再調整に時間がかかりやすくなります。
特に、冒頭のフックやラストの構成を変更するだけでも、再設計や撮り直しが発生することがあります。初期段階で企画や脚本が十分に固まっていない場合、制作期間は想定以上に延びやすくなる点に注意が必要です。
出演者やスタッフの調整が難航する
キャスティングや技術スタッフの手配は、制作スケジュールに大きく影響する重要な要素です。出演者やスタッフのスケジュールが合わない場合、撮影日自体が後ろ倒しになることがあります。
さらに、ロケーションや香盤表との調整も重なり、日程調整の作業は複雑化しやすくなります。特に大人数体制で制作を進める場合は、調整に時間がかかり、全体の進行が遅れる要因になりやすいため注意が必要です。
修正や方向転換が多く発生する
編集後のレビューで修正が重なると、制作期間は想定以上に延びやすくなります。表現のニュアンス調整やテンポの微調整など、細かな修正が積み重なるケースも少なくありません。
さらに、方向性の見直しが入ると、編集工程だけでなく脚本や構成にまで影響が及ぶ場合があります。修正回数の増加や判断の遅れは、スケジュール全体を押し延ばす大きな要因になります。
発注前に考えておきたいスケジュール設計のポイント
発注段階でスケジュール設計を誤ると、公開遅延や追加コストの原因になります。トラブルを防ぐために、事前に押さえておきたいスケジュール設計のポイントを紹介します。
- 公開・配信日から逆算して制作期間を考える
- 修正や調整を前提に、余裕をもったスケジュールを組む
公開・配信日から逆算して制作期間を考える
ショートドラマ制作では、公開・配信開始日が先に決まっているケースがあります。その場合、企画、脚本、撮影、編集といった各工程を逆算してスケジュールを組むことが重要です。
撮影日だけを先に決めてしまうと、準備不足や編集期間の圧迫につながりやすくなります。余裕をもった逆算設計を行うことで、制作全体の進行が安定します。
修正や調整を前提に、余裕をもったスケジュールを組む
制作途中での修正や調整は多くの現場で発生します。編集段階での細かな修正や、表現の方向性の見直しも珍しくありません。
そのため、イレギュラーがあった際にその都度スケジュールを組み直すよりも、あらかじめ余白を持たせて設計しておくほうが現実的です。
修正を前提としたスケジュール設計にしておくことで、制作のストレスが減り、全体の進行もスムーズになります。
ショートドラマの撮影期間に関するよくある質問(FAQ)
撮影日数や制作期間について、よくある質問を解説します。
ショートドラマの撮影期間は、何日くらいかかる?
ショートドラマの撮影は、1日で完結するケースから、数日〜2週間程度かかるケースまで幅があります。
単発のスポンサード作品や短編であれば、撮影を1日で行うことも少なくありません。一方、話数が多い場合やロケ地が複数ある場合は数日に分け、1〜2週間ほどかけて撮影することもあります。
ショートドラマは短い動画なのに、なぜ制作に数ヶ月もかかるの?
ショートドラマは尺が短くても、企画、脚本、撮影、編集といった制作工程そのものは省略できません。
特に脚本制作では、冒頭のフックやラストの展開など、短尺ならではの構成設計に時間がかかる場合があります。さらに、撮影後も編集、初稿確認、修正、最終調整と、さまざまな工程が続くため、完成までに一定の期間が必要になります。
ショートドラマの撮影期間を把握して、制作をスムーズに進めよう
この記事では、ショートドラマの撮影期間や制作全体の流れ、スケジュール設計の考え方について詳しく解説しました。撮影期間だけでなく企画や脚本、編集といった前後の工程を含めて期間を把握することが、スムーズな制作につながります。
ショートドラマは短尺でありながら、ブランドやサービスの魅力を印象的に伝えられるコンテンツです。適切なスケジュール設計と制作体制を整えることで、成果につながる映像制作を実現できます。
nowhere filmでは、現在の課題や目的を丁寧にヒアリングしたうえで、最適な企画・制作プランを提案します。企画から配信設計まで一貫対応しているため、短納期でも高いクオリティのショートドラマ制作が実現可能です。

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酒井 大輝|nowhere film代表
ショートドラマ制作会社 nowhere film 代表。広告・エンタメ領域で多数の映像コンテンツを手がけ、企業の映像戦略やショートドラマ制作を支援。大手企業やスタートアップのブランディングに携わり、映像を活用したマーケティングを得意とする。シーシャバーやワインバーなど、場づくり事業も展開。
